Thursday 3 May 2012

Lawrence of belgravia

今日はまたthe go teamの練習でブライトンにいってきた。
なんとも疲労困憊、テレボーテーション。

昨日はドキュメンタリー映画をhammersmithまで観に行った。
さゆりちゃんが誘ってくれて、dominicも誘った。
lawrence of belgraviaという映画で、元feltのlawrenceについてのドキュメンタリー
もともとlawrenceはlets wrestleのwesの友達で、lets wrestleやtea partyのギグに何回かきたりしていてみかけた事はあった。

3、4年くらい前に彼のソロプロジェクトであるdenimのアルバムを
髪が全部抜ける程、聴きまくっていた時がある。
なんとも、まるで死神がつくった様な、明るくも陰惨なポップチューン
ディレイもエコーもかかって無いのに、極上のサイケ感
床に寝そべってきいていた
天才だなーと感じた
7年くらい前に彼がヘロインのインジェクションに浸かっていたとき、どうしようもなくなってwesのお母さんがただで部屋を貸してあげて、ご飯もあげていた時があった
その時の写真は日溜まりの雰囲気で輪郭が無くて綺麗な数枚
そういえばwesのお母さんは会うたびに、いままでに聴いた事もない冗談をいってくる
一度、stoke newingtonのアグニーパークという、たぶん東ロンドンで一番
奥ゆかしい墓地があって、そこの裏でコーヒーを呑んでいる彼女とバッタリ出くわした事がある。「こーうーいちーあんたといっしょにリヴィングでしぬほどフルーツたべようとおもうんだけど、うちにはやくあそびにきなさいよねーー」
目が美人な人だなー、ほんとうに心が狂っているなーと思っていたけど、
ほんとうのとこは仏なんだね。
そういえば去年の暮れに俺が4ヶ月くらいホームレスだった時
wesが一番最初に、いくらでもうちのソファで寝ていきなよと云って呉れた。
2週間ででるつもりが愉しくて結局3ヶ月くらい居た気がする。
「おれら映画にでてるんだぜー」
どうってことないといいながら得意げにはなしていた。

話はずれたけど、その映画はとてもエモーショナルにさせる粒子があって
才能あふれる変人が、素晴らしいポップソングをかいているのに
売れないでいる事実
その事を敗北者として彼が認めたとき、俺は宙に浮く思いだった
まってくれよおい

けど映画が終わると、本人が監督と出てきて、質問会になった
彼の目はどこまでも透き通っていて、死ぬまでいい音楽をつづける様な事をいっていた
それを聴いて燃え盛る勇気が湧いてきた
ありがとうlawrence

















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