Saturday 27 October 2012

茂みの声

今日グレイムのアルバムに取りかかった

1年ぶりにきいた奴の声

絶対に完成させるからね


バーバーりーのアドにでて名前がひろがってきたマリーカ
来月water ratsで演奏する







Sunday 21 October 2012

キーボの化学物質

昨日はkeeboのリハーサルに初めていってベースを弾く
化学物質があちらにも
こちらにも
とびかっている女子バンド!
11月の11日にブリクストンのウィンドミルでライヴ


これはアンジェリーナがいた頃のモナックでのライヴ




レッツレッスルのウェズとサムの家に数ヶ月ぶりにいって
ビーンズとソーセージを食べた




im fighting mood 

Saturday 20 October 2012

悪魔の丘の宇宙ステーション

ベルリンの西の方にある Teufelsberg
冷戦時代
アメリカのスパイの塔
Teufelsbergはドイツ語で悪魔の丘
森に中にあるその佇まいとハイキョリィティの高さは
突然現れた宇宙ステーション



壊れたカーテン

                  壊れたのかい太陽

傾いた人の太陽

塔の2階3階と景色が、己と風景は非現実的になっていく

塔の一番は上は妙なほど完璧な球体のせいで全ての音にショートディレイがかかる

ドアのない風景はドッペる玄関






hi hi hi!



                







the guy had a red face




                






幻はB.J. WARD



             マリーとマリーと回転式自転車

複雑な顔をしたニコちゃんマークをフィンランドの若者の肩にほるマリー


Tuesday 16 October 2012

体が浮く音楽

聴いていて体がふっと浮く音楽がある
たとえばbeatlesのアンソロジーの3に入っているジョージハリスンの曲のアコーステックヴァージョンのWhile My Guitar Gently Weeps
クラプトンが弾くオリジナルよりも遥かに遠くいい



でもNoviciat De Soeurs Missionaires De Notre-Dame D’ Afrique & Four Religious Drummersという長い名前の人たちが歌う賛美歌の様な
Messe Kynia Ruanda et Hymnes africaines : AfricaというEPはもっと浮く
街で拡声器を使って流したら
みんな風船みたいに浮いてしまうに違いない


とても聴き狂っていて、何度聴いても飽きない謎の数曲
制作された年も不明で60年代ぐらい

アメリカのポートランドある素晴らしいレコードばかりを限定でリリースしているカルトレーベルのミシシッピーレコーズが数年前にリリースしたコンピレーション、Lipa Kodi Ya Cuty Councilに1曲だけYesu ka Mkwebazeという曲が入っている
このレコードはもうオークションでも高い値段で取引されるようになってしまったけど
違法でダウンロードすることができる
ナイジェリアの素晴らしい音楽がたくさんはいっている奇跡のようなレコードだからみんなに聴いて欲しい




でもこのNoviciat De Soeurs Missionaires De Notre-Dame D’ Afrique & Four Religious DrummersのEPはさらにその奇跡の砂粒を揃えたような6曲






















Monday 15 October 2012

棒人間のツイスト

友達のバンド、Bo Ningenのセカンドアルバムの
「Line the wall」がこないだリリースされた
Bo Ningenの4人、こうへいくん、もんちゃん、ゆうきくん、たいげんくんとは
音楽だけじゃなくて、
ロンドンでの人生でとても濃く付き合って来た友人たち
死ぬその日の時間までの付き合いだろうなという感覚が
あちらにもこちらにも浮遊する極東ナイスガイ

結成してから今に至るまでレーベルのストールンを巻き込んで
音楽を両手に戦場で戦って来た戦友たちの
今回のセカンドのリリースは個人的にもはなはだ感慨深くて
きっと色んな事に当てはまると思うけど
船の上で演奏し続けるには
とてもリーズナブルで自然な微笑で襲ってくる権力やお金、
名声の悪魔を見極めて
友情と結束で戦わなくちゃいけない
バンドのいう1つの集合体なら異体同心は
突破口の虹色戦車

どんどん突き抜けて靴を履き替えて
いつか将棋でもして真っ白になって
みんなで次に向かって消えていきたい



これは新しいシングル



これは一番すきな曲、最初のEPから

Saturday 13 October 2012

不失者の黒い30秒

先週は
不失者のライヴを
ローワークラプトンにある教会でみてきた
ゆらゆら帝国の亀川さんが加入してベースを弾いていた
少し遅れてしまった
教会にはいると
いきなり爆音だった
友達のサトシ君がステージの横で耳を澄ましていた
俺は立ち止まって
耳の奥の鼓膜が
教会の残響と一緒に響いているのを
確かめた
人をかき分けて前の方にいったら
耳に入ってくる音は
もっと生の音になった
ドラマーの人のドラムが
亀川さんと灰野さんの音の真ん中をくぐり抜けながら
まっすぐと聳えたっていた
その音は予想していたよりも
天然感たっぷり

あ、灰野さんが
俺のSGを弾いている
ぎゃーと赤く悲鳴をあげている

テンションがあがってレンズを絞って写真をとる
あとから知ったのは
メインで使う筈だったSGよりも
予備として貸していた俺のSGの方が全然良かったって聞いて
なんだかすごく嬉しかった

なぜってそのSG、
もう3回も死んだギター
ギターが壊れた時に漂う
木の甘い香り
ロンドンで初めてのティーパティーのギグで
テレーザがよこしたテキーラを吞んで
演奏したら不甲斐無い
ネックとボディがバラバラになってしまった

まっ二つになってしまった
ギザギザハートから
漂う死の香り
もうだめかと思って
つじつまの合わない落ち込みをしながら
ストールンのポールに相談したら
3Dのデイヴの友達が100ポンドで直して呉れるって
100ポンドって???

数ヶ月後、無国籍のゾンビになって生き返ったSG
グルーがボディ中に広がって
なんとも鳴りのいいギターに成り上がった


アンコールは約30秒のインプロと思われる曲
ループステーションからでるバキバキのモノローグ
嵐が街を襲った直後のような黒の色が
3人が立ち去ったあとに
ステージ上からドロドロと流れ出した





  
   






        

Friday 12 October 2012

赤い丘

ロンドンブリッジからナショナルレールで
約3、40分の所にあるRedhillというところにある
コンクリート工場の廃墟にいった
森を潜って辿り着くその佇まい、
秘境感は催眠並み
改めての感動はジブリ並み