緑の色はこのなかのうさぎ
ぴょんぴょんピョンとはねて
振り返る傍ら
手足が出ないと思っているのは
手足が出ないと思い込んでいるだけ
肘掛け売春婦はやっぱり
コネチカットの発火材
自分の足は陽炎のそのもの
この惑星にしっかりと
ついている
今の状況と灯火が
一番いいやつって気づいたら
もうあとは愉しむしかない
はじめて会ったきがしないあの感じ!
無限の中の数字の形をした笑いと言葉
かつて病院の前で
ゆですぎたスパゲッティになった足は
再生を繰り返し
同じところをくるくると回りながら
色々な色の食べ物を食べながら
見事にコンバース靴をサイズ別に
履ける形にまでなった
茶番の海
戸惑いのコメディ
そういえばグリッター
冷たい靴が緑のあみあみに引っかかっていたが
俺はやつらもくつの名前も切り返ししらない
色さえもはっきりとおぼえていなく
トレロカモミロの動物が
俺をみているだめだ
理屈の為の理屈
チャペルの深淵
鬱血の家族
目を覚ますクジャクの女版
若いドラマーが
スティックを落とすとき
この街で
みなの鼓動は
1つになる
眩しい白
湖光
そしてこうしているあいだにも
あの塔は
しゃべらない巨人の様に
空に向かっている
昨日はレコーディング
この数ヶ月scarでやっていたためか
ちゃんとしたスタジオで演奏すると
母体の中にいるような気分
あちらこちらへ描いた絵
「後ろの木のビジネス陣」
「片江君」
「月のくつ」
「7つの音の未亡人」
「おしゃれ淋病」
「黒の夢のつづきは白」
「ずっこけトリオ」
「かあさんこちらもいってきます」
「うさぎのいいたいこと」
「かみさんの手」
「計算迷子」
「9式の彼方」
「回転式の鼻にとうとうなってしまった人!」