Thursday 31 May 2012

天空の白

                                                 フラットメイトのドープサリヒ


明日はハックにーのThe Sebright Armsというパブでpregnant ufoが演奏
ここ数週間は新しい曲やふるい曲を変えて練習している 
Jean
Ringo You're my star
Knowing
Cliff hunger
Hey Graeme, Pass me the Rotten gun
Cloud nine
Final World War
















Wednesday 30 May 2012

顔を食べられたホームレスの話

心を無くしそうなくらい
忙しい日々
けどそれはいいこと
これかいてて今思ったんだけど
忙しいって心を亡くすって漢字になってんのかね

 最近はじめたプロジェクト、Pregnant UFOのショウが今週の金曜にある
ハックニーのなんとかという場所で、友達のバンドとでる

来月はレコーディング
いっきに6曲とるつもり
毎日レコーディングできたらいいのにとおもう
宝くじ9億円あたったらとかって話になったら
録音できる部屋を買うなっていつも思う

今日フラットメイトのゆりちゃんが
顔を食べられたホームレスの話をして呉れた
今週、アメリカでの話
新聞にのっていた
しかも食べたのは人間らしい

そういえばこないだハガストンのカナルでバラバラの死体がみつかった
まだ頭がみつかってないみたい
ベスナルgreenのとこらへんにすんでる
女の人が殺されて、お兄さんがやったみたい
人間が一番怖い



通りを歩いている人をみると
みんな普通の顔してるけど
本当は皆色々あるんだなー
スイス人だってスエーデン人だって
タイ人だってオカマだって
いろいろあるに違いない











Friday 25 May 2012

掃除夫のギター

掃除夫のギターを弾いている午後


気温と体温が同じになっていく













Thursday 24 May 2012

緊急の囁き, 虹の終わり, 天空の女とオドゥッセウスの髪の毛

虹の終わり
天空の女
オドゥッセウスの髪の毛
変革の見切り
俺たちはいつだって同じ場所にいなくていい
106がお前の眼球を真っ二つにする
俺の耳に緊急の囁き
ゴールデンブルー
どうでもいいけど
永遠に

海賊は時空を曲げておってくる
でかい声が
いつも耳に届くとは限らない
気をつけろ
ランゴリアーズが
ベッドの下にいる

酔っぱらった政治家が
レストランで撃たれた
レイプされかけた犬
笑ったのは犬

午後20時10分
ハイプを信じるな
カモメのジョナサンも
人々の色とりどりの叫びも

お前の中の
緊急の囁きを
















Wednesday 23 May 2012

冷たいタイルの床に耳を付けて

最近あれっと気づいたのは、自分は何かの1つの事に取り付かれやすいという事
音楽でも絵でも人でもそればっかりの数日、数ヶ月になってしまう
いい事もあると思うけどもちろんそれは危険な事で、気をつけなきゃなーと思っているけどいつも火がつくともう止められない だから結局自分の体を燃やさない様に気をつけなければいけない  長生きして親孝行して 世界にこの星になにか得意な事で貢献しなきゃ体が死んでも死にきれない


7年くらい前、Judee sillのjesus was a cross makerを初めて聴いて以来、まさにオブセッションの猫、暫く狂った様に彼女のアルバムを聴いていた
なんという宇宙のメロディ、歌声、詩、波に心を持っていかれて、
俺は丘の上の捕虜になった
本人はアメリカ出身で、銀行強盗をしたり、hells angelsに入ったり
ゲロを吐きながらベースを弾いたりするとてもリアルで生き急いだ人
それで35歳で死んでしまう
一緒にウィスキーボンボン呑みたかったな



kissという曲があって、全く正反対のものが1つになる曲と説明している曲
初めて聴いたとき、身に覚えの無い1つのシーンが目の裏にドヨーンと浮かんだ
何処か誰かのキッチン、上の方には細長く汚い窓がみえる
洗剤や、ぶら下がったコップがみえる
夕方の西日から逃げてきたかすかな陽光が、そこら中に散らばっている
そして冷たいタイルの床に耳を付けて、その曲を聴いている自分
その冷たさまで伝わってくる始末
なんだろうね

昨日友達と公園で波動論の話をした
この世の全ての構造分子は振動していて
波動で出来ているという

Tuesday 22 May 2012

遥かなる地へ

最近二日間だけインスタントホームレスになった
television personalitiesというバンド のdanはもう何年もリアルホームレスをしている
去年、camdenで誰かにリンチにあって、歯がなくなっていた
小さなパブで演奏していた
かわいいらしい女の子がくるくるとダンスをしていた
danは悲しいくらい、ひどい演奏をしていて
酷くまぶしくてうつくしかった
それから2週間後くらいたって、またcamdenでリンチにあった
今度は昏睡状態に陥って、何週間も病院にいた
母親がすべての面会を拒絶していた

壁と屋根があるというのは非常に当たり前の様に思えるけど、
感謝すべき事なんだと思う
震災で家を無くした人達のドキュメンタリーをみて、
心臓がフィジカルに痛くなった


昨日の夜、去年この世を去った友達の事をベッドの中で深く想った
奴はtelevision personalities でベースを弾いていた事もあって昔はdanとも仲がよかった
酷い盗み癖のあるdanとは最後のほうは
もうあまり仲がよくなかったみたいだけど
やっぱり昏睡状態からは抜け出してほしいと心から願っていた

そういえば、奴が逝く1週間前にストールンのpaulがお茶をつくって3人で呑んだ
ヘロヘロになって歌いながらギターを弾く俺をみて、奴は微笑んでいた
俺は、微笑み返した
あのとき、
あのときの目
奴の目の中にいた季節の俺に成らなきゃいけない
時が時なら、
車が車なら
俺は遥かに続いていく地を、道を
やつと飛ばしていただろう




今日時間が出来たのでストックニューイントンの小さなレコード屋にいったら
友達のシャーロットが定員をしていた
彼女はdanもその宇宙にいった友達の事も知っている
その繋がりはそりゃ不思議だったけど、
その事は何故か話さなかった
彼女はle volume courbe というバンドをやっていて
7年くらい前にmy bloody valentineのケビンシールズがプロデュースした「親友を殺してしまった」というそれは素晴らしいアルバムをつくっている
ライヴにいくたびにケビンshieldsが椅子に座ってコロナを呑んでいると思ったら、chatlotteと前に付き合っていたらしい
新しいepのじゃケを嬉しそうに見せて、説明してくれた
まだきいた事が無い
レコーディングの事をいったら、喜んでくれた
シンディローパーの1stのレコードを1ポンドでみつけて
ディスカッションミーティングにいった


レコーディングに向けて気持ちが向いている
レコーディングをしている時は、瞳孔が開いて
食欲も性欲も睡眠欲もなくなる
こんなにお金にならない事柄はこの惑星に残っていないかもしれないのに
なんでこんなに生きている感じがするんだろう

不安とアドレナリンが混ざって、今日の粒子に溶けて混ざる

母親が最近電話で
自分をみつめる作業をしないと、空っぽの人生になってしまう
といっていた














                                    きいやんの写真
今年東京でとった写真で、最近きーやんがハマってるカーどgameをみしてくれているところ 俺がカードをひいたら、意味ありげな絵がでてきたので二人してケラケラとよろこんだ 一緒に音楽をやっていた仲間でもあって、道をあるいているとよく思い出す
前に車を運転している時に助手席で妹がおもむろに、きいやんほど、激しい人もいないよねっていってたけど、そうだねって心の中で思った










Sunday 20 May 2012

クレメンタインの靴



4歳か5歳くらいの時にニューヨークのlong islandに住んでいた頃、幼稚園で「いとしのクレメンタイン」を歌った。きれいなメロディで歌いやすくて好きだった。大人になってからもよく口ずさんでいたけど、まさかこんな内容の詩だとは思いもしなかった。




In a cavern, in a canyon,
Excavating for a mine,
Dwelt a miner, forty-niner,
And his daughter Clementine.


Oh my darling, oh my darling,
Oh my darling Clementine
You are lost and gone forever,
Dreadful sorry, Clementine.














洞窟のなかを 渓谷のなかを
鉱脈をさがして掘っている
49年組の鉱夫と暮らす
彼の娘はクレメンタイン


あぁ いとしの いとしのクレメンタイン
行方知れずで 永遠に去ってしまった
本当に悲しいよ クレメンタイン

Light she was, and like a fairy,
And her shoes were number nine;
Herring boxes without topses,
Sandals were for Clementine.

明るく妖精のようなだった彼女
そして彼女の靴はナンバーナイン
ニシンをいれるふたのとれた箱
クレメンタインのためのサンダルもあったのにね
Walking lightly as a fairy,
Though her shoes were number nine,
Sometimes tripping, lightly skipping,
Lovely girl, my Clementine.
妖精のように軽やかに歩く彼女
彼女の靴はナンバーナインだったけれども
時々踊るように 軽やかにスキップする
美しい女の子 俺のクレメンタイン
Drove she ducklings to the water
Every morning just at nine,
Hit her foot against a splinter,
Fall into the foaming brine.
アヒルのひなを水場へと追っていた
毎朝9時ちょうどに
彼女の足が切り株に当たって
泡立つ流れに落ちていった
Ruby lips above the water,
Blowing bubbles soft and fine,
But alas, I was no swimmer,
so I lost my Clementine.
水の上のルビー色の唇
やわらかく細かい泡をふいて
しかし悲しいかな 俺は泳げなかった
そして俺はクレメンタインを失った
In a churchyard near the canyon,
Where the myrtle doth entwine,
There grow rosies and some posies,
Fertilized by Clementine.
渓谷の近くの教会の墓地
ギンバイカのからみつくところ
そこにバラが育ち いくつかの花が育った
クレメンタインが土を肥沃にして
Then, the miner, forty-niner,
Soon began to fret and pine,
Thought he oughter join his daughter,
So he's now with Clementine.
それ以来 49年組の鉱夫は
苦悩し嘆きやつれた
彼は娘と一緒にいるのが当然と考えて
そして彼は今 クレメンタインとともにいる
I'm so lonely, lost without her,
Wish I'd had a fishing line,
Which I might have cast about her,
Might have saved my Clementine.
とても淋しく 彼女なしでは途方にくれるよ
俺が釣り糸を持っていたら
彼女に投げることができたのに
クレメンタインを救えたかもしれないのに
In my dreams she still doth haunt me,
Robed in garments soaked with brine,
Then she rises from the waters,
And I kiss my Clementine.
夢に今でも彼女は出てくる
水でぬれた衣服を着て
それから彼女は水から立ち上がる、
そしてクレメンタインに口づけする
Listen fellers, heed the warning
Of this tragic tale of mine,
Artificial respiration
Could have saved my Clementine.
忠告をよくききな
俺のこの悲劇的な物語を
人工呼吸したら
クレメンタインを救えただろうか
How I missed her, how I missed her,
How I missed my Clementine,
Till I kissed her little sister,
And forgot my Clementine.


彼女を失ってどんなに淋しかったか
クレメンタインに会いたい

                    クレメンタインに会いたい

              彼女の妹にキスをした
                        そして俺はクレメンタインを忘れてしまった





Friday 18 May 2012

朝の幽霊と一緒に目が覚める時

いい曲やメロディ、アイディアは車を運転している時、道を歩いている時、誰かと頭がとれそうなくらい笑っている時にフッと浮かぶ。そして数分もすると忘れてしまう。たぶん奴らはリラックスしている時に降りてくるのだと思う、それ故に消えるのも早い。

2007年くらいから携帯にアイディアを吹き込んでいた。昨晩それを整理しようとしたら、全部で500ファイル近く貯めてしまっていた事に気づいた。
その中で使えるのと使えないのと分けていく。あらゆるシチュエーションで録ってきた為、何を歌っているのか、伝えようとしているのかさっぱりなものが沢山ある。
バスの音にかき消されたり、トイレの空間に共鳴していたり、スーパーマーケットの極悪なポップソングが後ろで流れていたり、途中でスチュワーデスに話しかけられて恥ずかしくて誤摩化していたり、
殆どのアイディアは意味不明なノイズと化しており、ずっと聴いていると暴力温泉芸者のシングルを何度も独りで聴いた様な、とても不健康な気分になってくる。

昨日はそれらを一つ一つ解読しているうちにその場で気絶してしまった。
そういう時に夜中に起きると、明かりも付けっぱなしで服を着たままだったりして、独りで鏡をみたりしてなんだか切ない。朝の幽霊と一緒にベッドの端に座り込む。


最近、今更かもしれないがstereo labにはまっている。朝起きても寝ていてもstereo labが頭の中で、鳥の鳴き声みたいに鳴っている。emperor tomato ketchup やファーストのpeng(スペリングが定かでない)は昔聴いていたけど、今虜になっているのはswitched on。
歌詞もいい。いつまでもずーっとジャンプしていたい。
でも何かにはまるのはやっぱりいいことだね。








devilmanのヴィデオシューティングの時の写真
友達のシゲ君とゴウ君、タイゲン君はノイズダブのグループをやっている。シゲ君は黒人みたいな波動をもっている右脳人間で、DJ schotch eggというスピードコアのプロジェクトを昔からしている。初めて観たときはメルトバナナのライヴをイスリントンのGarageで観に行った時にサポートででていた。その時はゲームボウイをゲロ吐くぐらい爆音で楽器にして演奏していた。ゴウ君はここ何年のマブのダチ。最近は凄くかっこよくてノイジーなダブをソロのプロジェクトで創っている。いつも自分の事を左脳人間といっているけど、俺からみると極右、意外と綺麗な目をしている。写真はシゲ君とゴウ君がやっているもうひとつのグループ、Drum eyesのドラムを叩いている飯田さん。飯田さんは元ボアダムズで、とても恐いドラムを叩く。ヤクザの格好をしてヤクザの動きをしていた。面白いヴィデオになりそう。俺は頭のおかしい客の役で、ゴウ君のlaptopを突然破壊する野蛮な係だった。

Thursday 17 May 2012

天国の給水塔

友達のNissaの家にブダペストからジュンヤ君がきていた。ジュンヤ君には先月ヴィヴィアンとブダペストにいった時にテキーラを呑んだ仲。再会が嬉しくて、話は盛り上がり、レッどベリーをバンジョーで弾いいて盛り上がり、気づいたら夜中に2時。気づいたら偽物の自身たっぷり。朝、現実と夢想の中を行ったり来たりしながらズボンをはくはめに至った。
ジュンヤ君はダンサー/パフォーマーで、噂では、素晴らしい動きをするらしい。ブダペストでは、神殿の様なとんでもない家の一箇所に住みついている。

あの町は不思議なところ、美しい建物と美味しいご飯で思わず笑ってしまう反面、悲しい歴史が町自体にしっかりと影をつくっている。
中心部から20分ほどの電車でいけるチャペルという、共産主義時代からのこっている給水塔や工場、廃墟が固まった島にヴィヴィアンが何も云わず突然つれていってくれた。
なんとも不気味で超現実的なところで、独りでいったら壁やパイプに吸い込まれて帰って来れなくなりそうな雰囲気がドヨーンとただよっている。高くそびえ立つ赤と白のストライプの給水塔も、不吉なオーラを放っており2度見3度見して、立ち尽くしてしまう始末。そこの島になんと、学校と病院がある。
外からしかみなかったけど、気が遠くなりそうなほど陰惨な雰囲気の建物、建物のシミ、割れ目、色、嘘みたいな色の壁たち。
なんというか、人の陰がチラチラ見えても、幻にみえるほど取り返しのつかない光景がどこまでも広がっている。
これは強烈である。
俺の心臓と頭の中ではすっかり、足はぺらぺらのゴム状になって、昔テレビでみた狂牛病の様に歩けなくなってそのチャペルの島でキャベツみたいに2週間弱動けなくなっていた。

ジュンヤ君と話していると知り合って間もないという感じがしない。
そういうと時ってあるよね。
臨死体験みたいな波動。
もう昔から、16年くらい前くらいから知っている波動。
夜中に廻る頃にはすっかり俺の足に血が通っていた。
ありがとう。

チャペルを歩いていた時頭の中でgrimがとりとめもなく流れていた。
その事は友達にも妹にも今までだれにもいっていなかった。









友達のMaxの写真
去年の秋くらいにjamesという友達に誘われてproper ornamentというバンドでベースで参加していた事があって、その時maxは繊細なギターを弾いていた。奴はnicoのチェルシーガールに入ってそうなわすれにくい曲をかく。今はjamesもveronica fallsでアルバムを出してから年末のジャニーズみたいに忙しくなってproper ornamentは凍結状態。maxはlets wrestleに加入してギターをひいている。





Monday 14 May 2012

海星のモノローグ

 ああ忙しくて目から血が出そう 

今日の戦い、明日の変換、
白い未来の記憶
クジラの記憶
海に風葬
口からでるプラズマの粒子
きききききりん





Sunday 13 May 2012

脅迫状をおくった人




こないだ古い友達から
脅迫状が届いた
まじかよマンガかよって思ったけど
黒い文章、赤い言葉
青い色は純粋
そっとしておこう

川のむこう側で手を降っている
おれたちは遠い昔に約束をしていた筈
この願いよ届け




心は宇宙そのもの
空の上にあがって、大気圏で壊れた衛生に触れそうなくらいハイになっても
その4秒後には、深海魚みたいにロウになる相対的幸福


絶対的幸福とは何か
世界は思春期の時に答えを見つけられないまま
グルグルと駒みたいに
水族館の銀色の魚みたいに
同じところを廻っている






今に成っても
目に見えないのにほんとうに美しいものをわすれそうになる
ダイヤモンドも川をのぼる鮭たちも傷だらけになって光るもの
周りにも何人かいるけど
それをほんとうに感じながら生きている人は
幸せに違いない

太陽の岡本太郎が云っていた
キレイと美しいは正反対



世間はあまりにも刹那な美に振り回されている
裏切りの広告塔
名声好きの猫
ハックニーの道
人々は着飾って
髪をきって
鏡を覗き込んで
しらない人の真似をしている
キラキラで目を盗む服をきてるのに
掃き溜めみたいに落ちたように
錆びた言葉の破片
ドロドロした肉欲の目のカモメ達
そういうときは
日本の友達を想いながら
あぶらだこをききながら
トルコのピザをかって
上着を着るしか方法が無い

花火だって
21年経っても心にずっと残っている
2秒で終わる曲や
一瞬で解散するバンドも
永遠の都



この三日間、
ロンドンの外のタプロウで充実した時間を過ごした
なんともポジティヴで、みんなの顔が眩しい時間
明るく生きるそれが全てだから
黒いサングラス後ろに隠れていても眩しかったくらい
このムーヴメントの中の光、俺はその時決意していた
みんなありがとう
やはりみゆきちゃんの云っていた通り
中島さんがブラウン管の中で叫んでいた通り
自分の敵は自分だった
宿命のメロディ
息が絶えるその日まで
心臓の深淵にいる深海魚を攻撃する

昨日の夜
アコースティックで1曲だけ演奏した
自動操縦式で空いた穴
心臓をギターの中にいれて
演奏した
5年くらい前にかいた曲
ドイツの有名な女優さんのこと
亡命しても
祖国を忘れないで
数年後に戻ってきて
負傷した兵士を励ました
ナチファッカー
レズビアンこれわたし

昨日のよるは
そんなつもりあまりなかったのに
うっかり酔っぱらってしまった


今日は脅迫状の曲をつくった
きっとまだ誰にもきかせられない







わりかし前の写真がusbからでてきた


   ムンクによろしく 永遠によろしく
   船出の準備 夜中に描いた気がする
    前のバンド レイチェルの家の前 数年前
    突如現れた給水塔
  去年のオーヴァゼアー、カムデンアートセンター
  だれかが加工したゲイシー
 ディーヴァ もっとリヴァーブ無しでうたってよ

Thursday 10 May 2012

ヒトマイマイの季節


21歳くらいの時に海で溺れた事がある
渋滞の中、海にたどり着いて
遊泳禁止のところを泳いでいたら
いつのまにか波も大きくなっていて
沖にどんどん流されていく自分を確認した
波に飲み込まれて
これは死ぬと思った時
色々なイメージが浮かんだ
不吉な塔
日溜まりの中の
忘れられないイメージ
不満をもらしている藍色の車の中
トリカブトの友達の笑っている横顔
犬が走って、横切っていくときのこと
塾の先生の唐揚げ棒
ともさんの灰色と白のパーカー
さようならという顔をした昔しっていた女の人
ハゴロモフーズ
東のほうを飛んでいるおとなしいコウモリ
目の前に飛び降りてきたブルーのダウンをきた男の人
連絡のとれない仲間のひとり
顔がないともだち
顔のない電車の人
小学生のときのガードレールの匂い
ルルール
クレヨンの虹とほんとうの色
母親の目と声
俺の靴
黄緑の靴
ガンズのブートのテープを投げる片江
笑う風船
河に落ちたポール牧
回覧板の女子
(順不同)
それで
波がやんで助かった
みんなが手をふっている
死ぬその日まで忘れないイメージ


最近休みがない
これからもしばらく7日労働
でもここ数ヶ月思えばなんともインテンスな時間だった
これから数ヶ月巻き戻せないくらいにもっとインテンスにしていくしかない
過去は現在に繋がっていて
未来は現在のすぐそこにいる
傷は証拠
煙は笑いの結晶
柳沢慎吾後ろ歩き、霧島
心臓のまわりの輪郭の痛みが消えてきた
心を取り戻して
この惑星の為に突き抜ける
ここに透明の力が
海すれすれに飛んでいる




天井に張り付いた赤いガム
                   ヴィヴィアン
                 公園の猫の喪服
                   太陽の墓地
                   
                    
           ベッドの下からでてきた13歳の時のガン改造計画
                   マシュー
                     ドム
                 深淵のパワーステーション

Wednesday 9 May 2012

ロボトミーの朝


きょうはしぬのにもってこいのひ
あしたはいきるのにちょうどいいきせつ
きょうはきせきのあさなんです



Monday 7 May 2012

桃源郷からやってきた青年

桃源郷からやってきた青年が
昨日夢の中で笑いながら何故か俺に云った
光陰は流水の如し、
月も太陽もお前が死んでも
そこに在り続ける

次の瞬間、なぜか
ヒゲだらけの浮浪者と足を絡ませてヨガをしていた


このブログやツイッター、フェイスブックをやっていて
時々、不自然に感じるときがある
特にソーシャルネットーワークは皆のエゴの泡が沸き上がっていて
自分の内面を見つめる作業を忘れそうにすらなる
ゲームをやったり、テレビを植物のように
観ている時と似ている感覚
頭にドーパミンが出ていて、
生産性が無い

けど最新技術の光には心を開いていたいし、使い方と心のあり方で
日々への影響の仕方は変わってくる
このブログをやり始めた理由も単純で
自分の葬式にどんな曲が流れるかを考えていた時に思いついた

飯島愛が不自然に死んだ時も
みな彼女のブログをみたりしていた事を思い出した
一般の人が死んだときも、ブログやツイッターの言葉が
世界に向けての最後の言葉となる
そこに意味を見いだす事も出来るし、
ただの漂う一言にも成りうるけど
友達や恋人と交わす会話が、一瞬一瞬最後だという事実は
とても大袈裟に聴こえるが、まったく大袈裟でない真実

この一行一行が、明日の遺書だとは思わないけど
もし続くなら本当の自分自身の言葉で書いていきたい



こないだもんちゃんとコウヘイ君と入ったリハーサルの音源が
良かったのでアップした

これは斜陽という曲で、
screaming tea partyの最初のepに入れた事のあるインスト
この斜陽は太宰の斜陽の意味ではまったくなくて、
ただ時折、太陽光線が斜めに向いていることを
なんとなくメロディにしたかっただけ










Sunday 6 May 2012

スーパームーン

昨日のよるからみんなが騒いでいる
地球に月が近づいてスーパームーンになるらしい
俺は怒りの葡萄の緑色の服をきていて
味のない中華料理に愛想を尽かす
おとこの人たちはみんな笑い
おんなの子たちはひとり残らず溶ける
鳥達は後ろ向きに叫んで
水は懐かしさを増し
みんな妊娠する

金曜日はカムデンのSCAR Studioでキャッチャーナイン(オーヴァーゼア)で演奏
bo ningenのコウヘイ君とモンちゃんと即興も含め5曲演奏
正直ライヴはいまいちだった
音がでか過ぎたのもあるけど、3人が繋がっていなかった
音がきこえなくて繋がれなかった
けど、練習はものすごく良くて

最近即興が愉しい
心を完全に解放して、リラックスした時にでる魔法は
本当のメロディに等しいと思うくらい

朝起きてそのままGo teamで演奏する為にオックスフォード大学へ向う
何かのボールパーティーで、お酒、料理、花火とお金の使い方が火星人並み
とにかくよぱらった金持ちの学生、父兄の中でなぜか演奏
みんな綺麗にドレスアップした中
イアンといっしょにマルガリータをもとめてポッシュ学生の中を彷徨う
2人をみるみんなの目は廃人をみる白い冷やかし

イアンはこないだ今日本で流行っている桃色クローヴァーという
アイドルグループの曲とかヴィデオをつくったらしい
オオツキケンジが歌詞を付けた曲
聴いた事はないけど
曲の長さだとか
映像のカラフルさだとか
印税はいってきたらマルガリータ飲みまくろうって


beastie boysのMCAが死んだ
あらゆるところであんなに皆の時間を変えたんだから
すぐに生まれ変わってくるね


Thursday 3 May 2012

Lawrence of belgravia

今日はまたthe go teamの練習でブライトンにいってきた。
なんとも疲労困憊、テレボーテーション。

昨日はドキュメンタリー映画をhammersmithまで観に行った。
さゆりちゃんが誘ってくれて、dominicも誘った。
lawrence of belgraviaという映画で、元feltのlawrenceについてのドキュメンタリー
もともとlawrenceはlets wrestleのwesの友達で、lets wrestleやtea partyのギグに何回かきたりしていてみかけた事はあった。

3、4年くらい前に彼のソロプロジェクトであるdenimのアルバムを
髪が全部抜ける程、聴きまくっていた時がある。
なんとも、まるで死神がつくった様な、明るくも陰惨なポップチューン
ディレイもエコーもかかって無いのに、極上のサイケ感
床に寝そべってきいていた
天才だなーと感じた
7年くらい前に彼がヘロインのインジェクションに浸かっていたとき、どうしようもなくなってwesのお母さんがただで部屋を貸してあげて、ご飯もあげていた時があった
その時の写真は日溜まりの雰囲気で輪郭が無くて綺麗な数枚
そういえばwesのお母さんは会うたびに、いままでに聴いた事もない冗談をいってくる
一度、stoke newingtonのアグニーパークという、たぶん東ロンドンで一番
奥ゆかしい墓地があって、そこの裏でコーヒーを呑んでいる彼女とバッタリ出くわした事がある。「こーうーいちーあんたといっしょにリヴィングでしぬほどフルーツたべようとおもうんだけど、うちにはやくあそびにきなさいよねーー」
目が美人な人だなー、ほんとうに心が狂っているなーと思っていたけど、
ほんとうのとこは仏なんだね。
そういえば去年の暮れに俺が4ヶ月くらいホームレスだった時
wesが一番最初に、いくらでもうちのソファで寝ていきなよと云って呉れた。
2週間ででるつもりが愉しくて結局3ヶ月くらい居た気がする。
「おれら映画にでてるんだぜー」
どうってことないといいながら得意げにはなしていた。

話はずれたけど、その映画はとてもエモーショナルにさせる粒子があって
才能あふれる変人が、素晴らしいポップソングをかいているのに
売れないでいる事実
その事を敗北者として彼が認めたとき、俺は宙に浮く思いだった
まってくれよおい

けど映画が終わると、本人が監督と出てきて、質問会になった
彼の目はどこまでも透き通っていて、死ぬまでいい音楽をつづける様な事をいっていた
それを聴いて燃え盛る勇気が湧いてきた
ありがとうlawrence

















Tuesday 1 May 2012

Ginormous

太陽がでた
今日の昼下がり、新しいデモが完成した
Ginormousという曲
マスタリングの仕方がいまいち分からないけど
ゴウ君やタイゲン君に電話で教えてもらって適当にやった
日イヅル國に詩あり

Ginormous



夢でみたあの廃墟を歩いている
太陽光線が俺の寝室に入り込んできていて、
めちゃくちゃでかい
火の山を登っている
さようなら飛行船アイゼンハワー
お前を愛している

あのとき
ここから連れだしてよって
お前は俺たちにいった


森の深淵に向かって歌うのは
お前と一緒にトラブルに巻き込まれたいから
テレビでコメディアンが泣いている
けど俺たちは朝まで
気がふれたみたいに歌っているよ


お前の横を歩いていると、嬉しくて頭がおかしくなりそう


分からないけど
お前はいつも何か心配しているときには
笑顔の後ろに陰がみえる
けどそれで
お前が謝っているときだって
お前の星を殺すつもりは
ほんとうになかったんだよ


夢でみたあの廃墟を歩いている
太陽光線が俺の寝室に入り込んできていて、
それはあまりにもばかでかい

森の深淵に向かって俺は歌う
なんでかっていうと
お前と一緒にトラブルに巻き込まれたいから



ここから連れだしてよってお前は俺たちにいった