Tuesday 22 May 2012

遥かなる地へ

最近二日間だけインスタントホームレスになった
television personalitiesというバンド のdanはもう何年もリアルホームレスをしている
去年、camdenで誰かにリンチにあって、歯がなくなっていた
小さなパブで演奏していた
かわいいらしい女の子がくるくるとダンスをしていた
danは悲しいくらい、ひどい演奏をしていて
酷くまぶしくてうつくしかった
それから2週間後くらいたって、またcamdenでリンチにあった
今度は昏睡状態に陥って、何週間も病院にいた
母親がすべての面会を拒絶していた

壁と屋根があるというのは非常に当たり前の様に思えるけど、
感謝すべき事なんだと思う
震災で家を無くした人達のドキュメンタリーをみて、
心臓がフィジカルに痛くなった


昨日の夜、去年この世を去った友達の事をベッドの中で深く想った
奴はtelevision personalities でベースを弾いていた事もあって昔はdanとも仲がよかった
酷い盗み癖のあるdanとは最後のほうは
もうあまり仲がよくなかったみたいだけど
やっぱり昏睡状態からは抜け出してほしいと心から願っていた

そういえば、奴が逝く1週間前にストールンのpaulがお茶をつくって3人で呑んだ
ヘロヘロになって歌いながらギターを弾く俺をみて、奴は微笑んでいた
俺は、微笑み返した
あのとき、
あのときの目
奴の目の中にいた季節の俺に成らなきゃいけない
時が時なら、
車が車なら
俺は遥かに続いていく地を、道を
やつと飛ばしていただろう




今日時間が出来たのでストックニューイントンの小さなレコード屋にいったら
友達のシャーロットが定員をしていた
彼女はdanもその宇宙にいった友達の事も知っている
その繋がりはそりゃ不思議だったけど、
その事は何故か話さなかった
彼女はle volume courbe というバンドをやっていて
7年くらい前にmy bloody valentineのケビンシールズがプロデュースした「親友を殺してしまった」というそれは素晴らしいアルバムをつくっている
ライヴにいくたびにケビンshieldsが椅子に座ってコロナを呑んでいると思ったら、chatlotteと前に付き合っていたらしい
新しいepのじゃケを嬉しそうに見せて、説明してくれた
まだきいた事が無い
レコーディングの事をいったら、喜んでくれた
シンディローパーの1stのレコードを1ポンドでみつけて
ディスカッションミーティングにいった


レコーディングに向けて気持ちが向いている
レコーディングをしている時は、瞳孔が開いて
食欲も性欲も睡眠欲もなくなる
こんなにお金にならない事柄はこの惑星に残っていないかもしれないのに
なんでこんなに生きている感じがするんだろう

不安とアドレナリンが混ざって、今日の粒子に溶けて混ざる

母親が最近電話で
自分をみつめる作業をしないと、空っぽの人生になってしまう
といっていた














                                    きいやんの写真
今年東京でとった写真で、最近きーやんがハマってるカーどgameをみしてくれているところ 俺がカードをひいたら、意味ありげな絵がでてきたので二人してケラケラとよろこんだ 一緒に音楽をやっていた仲間でもあって、道をあるいているとよく思い出す
前に車を運転している時に助手席で妹がおもむろに、きいやんほど、激しい人もいないよねっていってたけど、そうだねって心の中で思った










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