Wednesday 23 May 2012

冷たいタイルの床に耳を付けて

最近あれっと気づいたのは、自分は何かの1つの事に取り付かれやすいという事
音楽でも絵でも人でもそればっかりの数日、数ヶ月になってしまう
いい事もあると思うけどもちろんそれは危険な事で、気をつけなきゃなーと思っているけどいつも火がつくともう止められない だから結局自分の体を燃やさない様に気をつけなければいけない  長生きして親孝行して 世界にこの星になにか得意な事で貢献しなきゃ体が死んでも死にきれない


7年くらい前、Judee sillのjesus was a cross makerを初めて聴いて以来、まさにオブセッションの猫、暫く狂った様に彼女のアルバムを聴いていた
なんという宇宙のメロディ、歌声、詩、波に心を持っていかれて、
俺は丘の上の捕虜になった
本人はアメリカ出身で、銀行強盗をしたり、hells angelsに入ったり
ゲロを吐きながらベースを弾いたりするとてもリアルで生き急いだ人
それで35歳で死んでしまう
一緒にウィスキーボンボン呑みたかったな



kissという曲があって、全く正反対のものが1つになる曲と説明している曲
初めて聴いたとき、身に覚えの無い1つのシーンが目の裏にドヨーンと浮かんだ
何処か誰かのキッチン、上の方には細長く汚い窓がみえる
洗剤や、ぶら下がったコップがみえる
夕方の西日から逃げてきたかすかな陽光が、そこら中に散らばっている
そして冷たいタイルの床に耳を付けて、その曲を聴いている自分
その冷たさまで伝わってくる始末
なんだろうね

昨日友達と公園で波動論の話をした
この世の全ての構造分子は振動していて
波動で出来ているという

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