Monday 6 August 2012

もうもりへなんかいかない

森の中にいくとある空間
その空き地になっているところをClairiereっていうみたい
フランス語で発音できないけど
そんな言葉自体があるのが嬉しい
ドイツ語ではLichtung
子供のころ、中学生、高校生の時はとくに
この場所を森林に探して回った
辿り着いたりすると
そのなんとなく魔法のかかった雰囲気、
寓話の世界の炎上か、不吉な深淵か
キャンプ場から離れたところとかで発見すると
とにかくやられた
友人や家族に
森の奥まで一緒に来てくれる様に頼んで
そのわけを延々と説明すると
ほんとうに頭がおかしいんじゃないの
という、懐かしい目をされていた
けど未だによく考える、この空間のこと





数ヶ月前、ある人に酔っぱらって
奇異に見られない様に、
時間をかけて熱意をもって説明したら
それはClairiereっていうのよ、
と意外にも輪郭をもった返答がちゃらんと帰ってきて
えーそーなのとそれはもう吃驚して嬉しかった


                    
                                        ゴッホが描いたLitcgtung in einem Parkという絵









ノルウェーのブルザムの唯一のビデオ





ずっと昔、もうもりへなんかいかない
というフランソワーズアルディのレコードを
国立のディスクユニオンで
タイトルにやられて1000円で買って以来
ずっと足が抜けない
ジャケ買いはもともと嫌いじゃなかったけど
タイトル買いはいままでなかった
誰かが勝手につけた放題かもしれないけど
すばらしい内容のアルバム

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