Monday 13 August 2012

太陽の中に向かって飛んでいく


太陽の中に入っていくイメージは強烈
それはなんでもないただのイメージ
子供の頃から今の今まで常にまぶたの裏にある

その理由というか
いくつもの関わりがあって


もう10年くらい前に
ロスのオレンジ群にいる友達のマギーに会いにいった時
朝の5時半にモーテルを出て
デスバレーにいく為に
フリーウェイという高速みたいのに乗った
そしたら走っているフりーウェイの向こうから
なんとも巨大な太陽が現れて
その時ラジオから
プロコルハルムのwhiter shade paleという
マーシューフィッシャーの永遠のオルガンに
青白い顔がだんだん白くなってくるという歌詞がのった
完璧な曲が完璧なタイミングでラジオ特有の音質で流れた
オレンジ色の太陽光線が
目の奥にはいってくる角度の雰囲気もいけてて
思わず背後の友人に叫んだ
まさに太陽の中に入っていくレンタカーと
日本の血が3人




それと子供の頃みた
トランスフォーマーの映画版の最後は強烈だった
正義のサイバトロンのコンボイが敵のメガトロンのロボット(銃に変身するやつ)を
抱きかかえて、太陽に突っ込んでいくラスト
86年くらいに
ニューヨークのロングアイランドにいたころ
トランスフォーマーのキャラに取り付かれていた
家族で観に行って
帰って来た時
俺は何でもない顔をしていたけど
あまりのショックに数日間食事が出来なかった


あと鉄輪アトムの最終話(アニメ盤)は
人間の作った兵器のカプセルを抱えて太陽に突っ込んでいく
みんなごめんよ、こうするしかないんだよと泣きながら
人類を救うためにアトムは突っ込んでいく
悲しくも完璧なラスト
きっと科学は人を幸せためにあるという
原則のこと





小学生の時なんかは、
音楽の坂井先生のクラスで歌ったイカロスの歌
ギリシャ神話の歌で、イカロスがロウで出来た羽をつけて太陽に向かって
行く途中で翼がとけて海に落ちる歌




高校3年の季節にはまりまくったヴェルヴェットアンダーグラウンドに至っては
ride in to the sunという曲がある
歌ありと歌なし
どちらも素晴らしい

velvetで一番好きな曲


このヴァージョンも果てしなくインザ太陽


ルーの独りデモ






20歳位の時に書いた
物語が終わりかける時に、
何かが始まる予感の雰囲気が出したかったのだと思う








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