かつて病院の前で
ゆですぎたスパゲッティになった足は
再生を繰り返し
同じところをくるくると回りながら
色々な色の食べ物を食べながら
見事にコンバース靴をサイズ別に
履ける形にまでなった
茶番の海
戸惑いのコメディ
そういえばグリッター
冷たい靴が緑のあみあみに引っかかっていたが
俺はやつらもくつの名前も切り返ししらない
色さえもはっきりとおぼえていなく
トレロカモミロの動物が
俺をみているだめだ
理屈の為の理屈
チャペルの深淵
鬱血の家族
目を覚ますクジャクの女版
若いドラマーが
スティックを落とすとき
この街で
みなの鼓動は
1つになる
眩しい白
湖光
そしてこうしているあいだにも
あの塔は
しゃべらない巨人の様に
空に向かっている
No comments:
Post a Comment