Tuesday 28 August 2012

ノビたスパゲッティの足

かつて病院の前で
ゆですぎたスパゲッティになった足は
再生を繰り返し
同じところをくるくると回りながら
色々な色の食べ物を食べながら
見事にコンバース靴をサイズ別に
履ける形にまでなった
茶番の海
戸惑いのコメディ
そういえばグリッター
冷たい靴が緑のあみあみに引っかかっていたが
俺はやつらもくつの名前も切り返ししらない
色さえもはっきりとおぼえていなく
トレロカモミロの動物が
俺をみているだめだ
理屈の為の理屈
チャペルの深淵
鬱血の家族
目を覚ますクジャクの女版
若いドラマーが
スティックを落とすとき
この街で
みなの鼓動は
1つになる

眩しい白
湖光

そしてこうしているあいだにも
あの塔は
しゃべらない巨人の様に
空に向かっている



























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