Saturday 28 April 2012

Walk into the cold water with you

チューブに乗ってtooting broadwayのレゲェのレコード屋で働いていた頃、
毎日タダの新聞を読んでいた
そこには海辺で自殺した親子のニュースとか
丘の上で銃の事故で死んだティーンエージャーのカップルとかの悲しくて、
もうよくわからない記事が沢山載っていた。
俺は何を思ったのか、その記事を全部切り取って毎日集めていた
何に使う訳でもなく、忘れないためでもなく

今日という日は、気分転換にベッドを動かして部屋を掃除してたら、
その記事達がどっと出てきて、急に思い気分になった。
内容が、記事が、
そしてなにより写真の質感があまりにも重い

去年の今頃、Walk into the cold water with youという曲を書いた。
テレーザと一緒にガムを噛みながら、歌詞を考えて
その数週間後にはレコーディングもした ↓
http://thecatchernine.bandcamp.com/track/walk-into-the-cold-water-with-you
俺は友達と路上を歩いている時よく心の中で思う
いつか俺と同じ場所で死んでくれと
朝起きた時はいつだって、
となりでだれが寝ていようとも
永遠の宇宙を漂うカプセルのような気分
それは小学生を卒業したぐらいからずっと
きっと人は生まれる時も死ぬときも独りだけど
結局みな深い生命線の上では繋がっていて、
生きている間に出会った人とこれから突っ込んだ事しよう
というグーニーズのフラクタルの日常版みたいな雰囲気を曲にしたかったのよね



Walk into the cold water with you


お前はとても上手に笑う
そしてとても上手に噛む
海には記憶がある
我を忘れた波が忘れるまで

でも俺は嗅ぐ事ができる
お前を上手に
嗅ぐ事ができる
頭上にある星たちのように
俺と一緒にダイヴしてくれ

お前と一緒に冷たい水の中にはいっていこう
今、手と手を取り合っていこう
しりたいんだよね
もし俺たちが必死になったとしても
また怖いとは思ったりしないだろうか

あの光り輝く赤をみてみなよ
太陽を上手にみるんだよ
海は記憶をもっている
だから俺と一緒にダイヴしてくれ



お前と一緒に冷たい水の中にはいっていこう
今、手と手を取り合っていこう
しりたいんだよね
もし俺たちが必死になったとしても
また怖いとは思ったりしないだろうか

海には記憶がある
ドラマーがスティックを落とす時
すべての時間は止まる

お前と一緒に冷たい水の中にはいっていこう
手と手を取り合っていこう
なんでかって
しりたいんだよね
もし俺たちが必死になったとしても
二度と怖いとは思ったりしないだろうか







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