Wednesday 11 April 2012

紫にくだけちった犬

昨日は晴れで今日も晴れ
友川カズキのライヴを観にcafe otoに歩いていく。
ドミニックの家で2時間半あげた後、ターキッシュのピザを食べる。
サイモンとディランと道の途中であってビールを呑む。
というよりサイモンがビールを買ってくれる。
サイモンは絵がとても細かくて上手くて、ほとんどマルキのような素晴らしい絵を書く。
最近ちゃんと話てなかったからゆっくり話す。
目をみて話す。
ディランもすごくいいやつ。
目が途方も無くやさしくて、色々なものを受け止める準備ができている目をしている。
彼もすごいミュージシャンでアースというかっこいいバンド。
この前ユニオンチャペルで演奏したみたい。
俺はいけなかったのだけど。
凄く前にカートコバーンのマブダチだったらしく、この世から逝く時に知らないで
銃を渡してしまったありえなく悲しい話。
友川カズキのサポートの女の人の演奏、ギターがつまらく流れる。
友川カズキが始まる。サイモンもディランもゆっくりと耳を広げて
髪の毛を空気に溶かす。
俺は黒いビールを顔で呑む。
友達のはるなちゃんが横で動かなくなっている。
なんとも綺麗な歌詞、奇妙なほど美しい歌詞。
正直な生き方と演奏が陰鬱なメロディに重なり、街角の宇宙が生まれる。
「きてよかった」と思うのは、こないだ美術館でみた赤い服を着た横向きの女の人の絵を観て、また思い出すだろうなという感覚に似ていて、ああひどく心が動く。
空ににている海、紫にやられた犬みたいな歌詞。
ありがとう友川さん。
もんちゃんとユウキ君が後ろに経っていた。
二人はbo ningenというかっこいいバンドのセカンドをとりおえたばかり。
すごく上手くとれたらしい。
そこへかおるちゃんもまじる。
かおるちゃんの歌声はすごい。
死ぬ前に流れていてもいい音楽。
せっかく出会った友達なのに日曜日には東京にかえるんだって。
ただでウィスキーを呑んでたら酔っぱらってきて、
入り口で溶けた溶岩になった竿竹、

今日の夜中4時にハンガリーへ出発する。
とんでもない時間、ばかじゃん。
5日前の朝目が覚めたら突如できた曲, Hazy eyes maybeという曲があたまの中でなっていて離れない。
それはきっといいことで自分で気にいっている証拠。
でもハンガリーにいったら完成しない。
また心配ごとが増えた。
気絶しそうなくらいの眠気。
気絶しそうなくらいの壊れたベッド。

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