Sunday, 9 September 2012

街角ビッグバン

数日前に、テムズのボートの上でやるギグがあって
何年ぶりかのアニバーサーリーでN.E.W.と元this heatのチャールズヘイワードが演奏した
もんちゃんとこうへいくんとさりさりとマットとで待ち合わせしてボートに乗り込む

N.E.W.はノーブル、エドワーズ、ワードという3人の名字をとった
ハックニーのローカルでミュータントなバンド
こんなにドキドキしてて宇宙なバンドはなかなかいない
意思のある壊れた家具が復讐を誓ったような音
特にドラマーのスティーヴノーブルとギターのアレックスワードはこの街のヒーロー


でも前にライヴをみて興奮して
レコードを1枚をかったんだけど
針を落とせばなんというか雰囲気がでていない
映像も本物の半分以下しか伝わらない
ライヴじゃないとなーっていう現場主義的なものは
凄く嫌でやっぱライヴでしょって云う人がいるといつも、
そうはまったく思わないなーって思ってたけど
このバンドは本当に現場で起きている即興音楽
でもよくカテゴライズされるつまらないフリージャズでもなくて、
あつくるしいエクスペリメンタルの人たちでもない
シャッグスのグルーヴというか
モンクの間というか
3歳児が演奏できることになってしまった演奏に近い病院の外の様にフリーでパンクな血管奏法


スティーヴノーブルのドラムは天才の骨
最近は色々な人々と演奏している
数ヶ月前サーストンムーアがギターで
アレックスワードがクラリネット(もともとクラリネットが最初の楽器)で
参加した時に観に行った
このおっさん3人と
未だに走り続けているサーストンが繋がっているのも嬉しかったし、
何よりも地域の奇跡、街角ビッグバンな演奏
それはあまりにも素晴らしくて、暫くショックだったけど
やっぱりN.E.Wの3人
揃うと、船も揺れる

ありがとう!

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